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ファイルの比較は'Diff Doc'の最も重要な機能です。[ファイルの比較]を開くには、[Ctrl]-[F]を押すか、または[ファイル]メニューから[ファイルの比較]を選択します。

[ファイルの比較]フォームには、[
ファイルの比較]、[
比較オプション]、[
レポートオプション]の3種類の主要なタブがあります。それぞれのタブについては、下記で詳細に解説します。
これは、最も頻繁に使用する[ファイルの比較]タブにあります。3種類または最大4種類のエディタボックスが常に表示されています。上段の2種類のエディタボックスはいつでも利用可能で、これらは[オリジナルエディタ]および[修正エディタ]と呼ばれます。必要ならば、[F8]を押してこれらのエディタボックスをトグルでオフに切り換えることができます。下段のテキストエディタは[相違点ビューア]と呼ばれます。[相違点ビューア]には、[オリジナルエディタ]と[修正エディタ]との違いが更新されて表示されます。
比較作業の最初の手順は、以前に保存したファイルを開いたり、データをコピーして貼り付けたり、あるいは新しいテキストを作成するなどして、[オリジナルエディタ]と[修正エディタ]の両方をロードすることです。以前に保存したファイルを[ファイル]メニューを使用してロードします。あるいは、ロードしたいエディタの上にマウスを移動させ、右クリックしてコンテキストメニューを表示します。[このエディタにファイルをロード]を選択してください。コピーと貼り付けは別のプログラムでおこなわれます。しかし、ほとんどの場合、テキストを反転表示して[Ctrl]-[C]を押すだけでそのテキストがコピーされます。それを貼り付けるには、[オリジナルエディタ]か[修正エディタ]をクリックして[Ctrl]-[V]を押すだけです。
次に、[相違点ビューアの表示を更新]ボタン
(または[F5])を押します。[オリジナルエディタ]ボックスと[修正エディタ]ボックスとの相違点が[相違点ビューア]に表示されます。ツールバーの[中止]ボタン
を押すと表示の更新を中止することができます。
デフォルトの色 |
意味 |
赤 |
変更が発生しました。オリジナルのテキストは赤の太字で取消線とともに表示されるのに対し、修正されたテキストは赤の太字でアンダーラインとともに表示されます。 |
緑 |
オリジナルの文書のサイズが増えました。この場合、緑の太字で表示されます。 |
青 |
オリジナルの文書のサイズが減りました。この場合、青の太字で取消線とともに表示されます。 |
相違点エディタの凡例
オリジナルエディタと修正エディタにおける選択テキストの比較は、位置合わせの問題を解決したり、あるいはファイルのさまざまなセクションの内容を単純に比較したりするためのひじょうにパワフルなツールです。
注:「テキストを選択」するには、マウスをクリックして(マウスボタンを押したまま)、対象のテキスト部分までマウスをドラッグし、最後にマウスボタンを放します。
通常、ファイルの比較は、修正エディタとオリジナルエディタをロードおよび(あるいは)再ロードすることによっておこないます。テキストがこの二つのエディタに表示されたら、それぞれのテキストの一部を選択してマウスを右クリックし、次に[選択したテキストを比較]を選択します([表示]メニューから選択することも可能です)。選択した内容が新しいウィンドウに表示され、[相違点ビューア]の表示が自動的に更新します。
新たに開いたウィンドウの[比較オプション]はオリジナルのものとは異なっていることがあるということに留意してください。特に、[更新オプション]が異なっている場合があります。
レポートは、ツールバーの[レポート]をクリックするか、[F2]を押すか、または[表示]メニューから[レポート]を選択することによって作成します。別のウィンドウで開くレポートは、[
レポートオプション]タブで指定される基準に基づいています。詳細については後述の説明を参照してください。
マウスの右ボタンを使用すると、エディタまたはビューアを印刷したり、保存したりすることもできます。あるいは、マウスの左ボタンでエディタまたはビューアを選択してから、[ファイル]メニューを介して印刷や保存を実行することができます。
注:MS WordまたはHTMLを保存するには、コンピュータにMS Wordをインストールしておかなければなりません。
[交換]ボタン(または[F9])は、オリジナルエディタと修正エディタの内容を入れ替えて、[相違点ビューア]の表示を自動的に更新します。[比較オプション]タブで[選択したファイルの再ロード]を選択すると、ファイルが再ロードされます。あるいは、テキストだけが入れ替わります。
[検索・置換]ボタンはエディタまたはビューアでテキストを捜し出すのに使用します。エディタかビューアのどちらか必要な方をクリックして[F3]を押すと検索が開始されます。
注:[ファイルの比較]タブから実行できるすべての主要な機能は、[表示]メニューからも利用することができます。
ツールバーで最も大きなボタンは、[相違点ビューア]で[一括表示]と[2列表示]を交互に切り替えます。一般的には、文学的な内容を取り扱う人は[一括表示]を好むのに対し、ソースコードを処理するプログラマは1行ごとの比較が簡単にできる[2列表示]を好みます。この2種類の表示を交互に切り換えることにより、赤線引きが実際にどのように機能しているかを理解することができます。
もう一つの表示オプションは、[表示]メニューの[ワードラップ]です。[ワードラップ]をオンにすると、ファイルは水平にスクロールする必要なしにウィンドウの可視領域の幅に合わせて表示されます。[ワードラップ]をオフにすると、復帰改行されるまでのそれぞれの行が表示されます。
[相違点ビューア]の表示が更新して、少なくとも一つの相違点が検出されると、移動ツールバー/キーを使用することができます。利用可能なコマンドを下記の表に示します。
ボタン |
目的 |
|
最初の相違点にジャンプします。 |
|
前の相違点にジャンプします。 |
|
次の相違点にジャンプします。 |
|
最後の相違点にジャンプします。 |
|
指定した相違点(番号)にジャンプします。 |
上段のツールバーの右端にはドロップダウンリストボックスもあります。これは、移動に利用できる識別テキストとともに相違点を表示します。項目を選択すると、その場所に移動することができます。
[F8]をクリックすると、エディタウィンドウをトグルで閉じたり開いたりすることができます。エディタが閉じると、[相違点ビューア]は表示領域全体を占有します。あらゆるウィンドウは、ドラッグするだけで希望のサイズに変更することも可能です。
ドロップダウンリストからファイルを選択するか、またはファイル名を直接リストボックスに入力してからこのボタンをクリックすると、そのファイルをロードすることができます。これは、複数のファイルを切り換える際に時間を節約する便利な機能です。
ファイルの拡張子に応じて、ネイティブアプリケーションで別のウィンドウにファイルを開きます(たとえば、“.doc”ならばMS Word、“.xls”ならばExcel、“.rtf”または“.txt”ならばノートパッド)。
これは下段の ツールバーの中央にあります。矢印をクリックして、すべてのエディタウィンドウ内のテキストをパラグラフごとに同時にスクロールします。このパラグラフス クローラの中央にマウスを置いて両方向矢印が表示された時にドラッグすると、すべてのウィンドウを素早く同時にスクロールすることができます。
'Diff Doc'ステータスバーの上のWindowsステータスバーのすぐ上には4種類のボタンがあり、[相違点ビューア]で検出されたそれぞれの変更の種類を要約して表示することができます。
ボタン |
目的 |
|
[相違点ビューア]で検出された相違箇所をすべて表示します。 |
|
[相違点ビューア]で追加された箇所のみを表示します。 |
|
[相違点ビューア]で削除された箇所のみを表示します。 |
|
[相違点ビューア]で変更された箇所のみを表示します。 |
一般オプション
[
比較オプション]タブには以下のような項目があります。
設定 |
詳細 |
大文字・小文字を無視 |
大文字と小文字の違いを無視します。 |
空白を無視 |
空白文字(水平タブ、垂直タブ、新しい行、用紙送り、復帰改行、およびスペース)を無視します。 |
空白行を無視 |
何も記述されていない行を無視します。空白文字があれば空白行とはみなされません。 |
終了時のビープ音 |
これが設定されていると、比較作業の終了時にシステムがビープ音を出します。 |
アプリケーションの起動時に前回の作業ファイルをロード |
プログラムの前回の終了時に作業していたファイルを再ロードします。 |
ファイル比較オプション
更新オプション
[F5]または
ボタンを押すと、[相違点ビューア]の表示が更新されます。この時、必要ならば比較ををおこなう前に選択したファイルを[オリジナルエディタ]および[修正エディタ]に再ロードすることができます。あるいは、これらのエディタにすでにロードされているテキストが再検査されて最新の変更がチェックされます。
[自動更新]機能を有効にしておくこともできます。これを有効にしておくと、[相違点ビューア]の表示が自動的にしかも定期的に更新されます。更新の間隔はこのタブで設定します。
注:ファイルを[オリジナルエディタ]または[修正エディタ]にロードする場合、[自動更新]は自動的に無効になります。これは、比較作業をおこなう前に2種類のファイルをロードすることを考慮しています。
印刷オプション
このフォームのすべてのエディタについて、ページの上下左右の余白をここで指定することができます。
表示オプション
これらのオプションは、変更、追加または削除を[相違点ビューア]にどのように表示するかを制御します。フォントの色、背景色、アンダーライン、取り消し、太字および斜体をすべて望みどおりに設定することができます。
ある一つの相違点から次の相違点に移動する場合、必要ならば、変更したパラグラフを[相違点ビューア]に全面的に選択させることができます。[オリジナルエディタ]と[修正エディタ]は自動的に反転表示されます。
Excelファイルオプション
比較すべきワークシート、行および列を設定し、数式を比較するかどうかを指定します。
HTMLファイルオプション
HTMLソースファイルを比較するには、この項目を選択しなければなりません。
作成したレポートは[
レポートオプション]タブの設定に依存します。HTML、テキスト、カンマ区切り、MS Wordの4種類のファイルタイプの一つを[全般]タブから選択します。HTMLレポートには、[一括表示]または[2列表示]のどちらかを指定するためのもう一つのオプションがあります。
さらに、それぞれのファイルタイプは、作成中のレポートのデフォルトの名前やパスを変更するために選択できる個別のタブをそなえています。MS Wordのレポートについては、すべての相違点をレポートするのか、あるいは追加、削除、または変更箇所のみをレポートするのかを指定することができます。HTMLのレポートでは、[オリジナルカラムタイトル]および[修正カラムタイトル]に代替名を指定することにより、オリジナルの文書や修正した文書の名前を一時的に無効にすることができます。
もちろん、[ファイル]メニューからいずれかのエディタを印刷することも可能です。
レポートを作成したら、該当するアプリケーションでそれを利用することができます。HTMLのレポートはブラウザに表示されます。ブラウザは、通常、[ファイル]メニューから保存したり、印刷したり、電子メールで送ったりする機能をそなえています。その他のレポートはノートパッドまたはMS Wordで表示され、表示したそのアプリケーションで印刷、編集、保存することができます。